グルタチオン点滴の点滴量や効果、おすすめの頻度とは

強い抗酸化作用をもつ「グルタチオン」。
紫外線や加齢などによって増加した活性酸素と闘い、美や健康を維持してくれます。
グランプロクリニック銀座がご用意する「グルタチオン・デトックス点滴」では、美しく透明感のある肌の生成をはじめ、有害物質の解毒(デトックス)、疲労回復、抗アレルギー作用、抗加齢など、様々な効果を期待することができる点滴療法です。
グルタチオン・デトックス点滴はこんな方におすすめ
●肌荒れでお悩みの方
●お肌のシミ、くすみを改善したい方
●慢性的な疲労やストレスを感じている方
●お酒を習慣的に飲む方
●喫煙者
●睡眠時間が不規則である方
●食生活が偏っている方 など
グルタチオン・デトックス点滴とは
美容や健康の改善に役立つグルタチオンによる点滴療法。
グルタチオンは皮膚や肝臓、目の角膜などに存在する物質で、紫外線や加齢などの外的刺激によって減少しやすいため、肌荒れをはじめ、肝機能や代謝の低下、疲労感などに関係しています。
「グルタチオン・デトックス点滴」はグルタチオンを体内に補充することで、これらの症状の改善を図る点滴です。
「肝臓」は私たちの生命にとって肝心である
肝臓。
それはとても大切な臓器です。
というのも、重要な事のことを「肝心」や「キモ」と言いますよね。
体中で最も大きな臓器である肝臓は、体重の約50分の1。
右の肋骨に守られるようにして存在しています。
実は、紀元前から肝臓は体中で最も大切な「生命の座」であるとされてきました。
肝臓を英語で「liver」といいますが、生命である「Life」は複数形で「lives」。発音も似ており、語源も同じだといわれているそうです。また、ドイツ語ではそれぞれ「leber」と 「leben」とよく似ています。
つまり、肝臓は「生命」そのものと考えられていたのです。
肝臓は最も大きな臓器ということもあり、血液がたくさん存在しています。だからこそ、生命の源であるといっても過言ではありません。
過去の逸話や神話にも登場
また、肝臓にはこんな逸話もあります。
羊の肝臓を取り出し、その状態から人の寿命や運命、そして、戦争の勝ち負けなども占っていたのです。
たとえば、肝臓の端が右に垂れていれば、病気が回復する兆し。
また、肝臓の右下にある胆嚢が長ければ、余命が長いなど。そのことからも、肝臓はとても重要な役割をもつ臓器であることがわかります。
さらに、肝臓は旧約聖書にも登場します。
プロメテウスという神は、全知全能の最高神であるゼウスの目を盗み、人間に火を与えました。
それによって、ゼウスは激怒。懲罰としてプロメテウスは岩山に縛りつけられ、オオワシによって肝臓を食べられたのです。
しかし、翌日になると肝臓は元通りになっていました。それが続くことで苦しみも永遠に続くのです。
このように肝臓の強い再生能力を示す神話としても知られています。
肝臓は健康と美をマネジメントする
肝臓は体内の工場にたとえられるほど、腸で吸収された栄養素を代謝しエネルギーとしての貯蔵をはじめ、消化に必要な胆汁の生成・分泌、さらに、有害物質のデトックスや排泄など、生命を維持するために不可欠な数々の機能があります。
肝臓がもつ酵素は約2000種以上。それらの酵素の働きによって、肝臓は以下のよう機能を発揮します。
エネルギー代謝
それらの栄養素は胃や腸で分解・吸収され、利用しやすいように代謝され肝臓に貯蔵。
それらは必要に応じて再び代謝され、組織にエネルギーとして供給される。
デトックス作用
たとえば、アンモニア。たんぱく質が消化されてできたアンモニアは、脳神経系に有毒である。
肝臓はアンモニアから無害な尿素を合成し、尿中に排泄する。
胆汁の生成・分泌
また、コレステロールを体外に排出する際に必要な物質でもある
このように肝臓はたくさんの大切な働きをします。
つまり、肝臓は生命維持にとって不可欠であり、健康や美をつくり出してくれる存在なのです。
老化や病気を予防する強力な抗酸化作用をもつ「グルタチオン」
グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸の結合物である「グルタチオン」。
強い抗酸化機能をもつ物質であり、体中で活性酸素から細胞を守るという働きをしています。
グルタチオンをつくる3つのアミノ酸
グルタミン酸
脳にエネルギーを与えて成長ホルモンの分泌し、免疫力を高める。
また、体に悪影響を与えるアンモニアをデトックスし、疲労回復する効果もある。
システイン
皮膚に含まれる黒色メラニンの沈着を防ぎ、肌色メラニンを生成。
シミやそばかすを改善し、美白効果を期待できる。また、体の代謝を活性化する働きも。
グリシン
コラーゲンの3分の1を構成するアミノ酸で、肌のバリアー機能を高める。
また、肝臓のデトックス作用もあり、アルコール代謝を促進する機能を備えている。
グルタチオンは細胞内でつくられ続けますが、年齢とともにつくられにくくなり、20代をピークに減少します。
肝臓や心臓、肺、血液など、あらゆる組織に含まれているのです。
体の免疫システムにおいて重要な役割を担っているグルタチオンの大きな働きは、体内で発生する過酸化物や活性酸素種を還元するという抗酸化作用です。
たんぱく質として強力な抗酸化機能があり、老化や病気から私たちの体を守ってくれます。
また、グルタチオンには代謝機能を高めてくれるデトックス作用も。
様々な有害物質とグルタチオンは結合して細胞の外へと排出され、有害物質を取り除いてくれます。
それによってシミの予防や肝斑の改善、疲労回復の効果などがあり、抗加齢のために有効な物質としても注目されているのです。
さらに、アレルギーや喘息などを抑える効果もあり、アメリカでは多くの疾患に対して、このグルタチオン点滴療法が活用されています。
グルタチオンの不足は体の機能を低下させる
肝臓には、他の臓器よりも7倍~10倍ほどのグルタチオンが存在しています。
また、不足している臓器にグルタチオンを分け与えることも可能なのです。
とはいえ、肝臓自体がエネルギー代謝などの働きで忙しい時や、体調不良によって機能が低下している時には、当然グルタチオンが不足してしまいます。
その中でもグルタチオンが不足する原因とされているのが、有害物質に対するグルタチオンの消費です。
私たちの身の回りには、老化や病気の原因となる有害物質、たとえば、化学薬品や食品添加物などによってフリーラジカルが発生し、グルタチオンは減少してしまいます。
グルタチオンを不足させる主な有害物質
- 農薬
- 洗剤などに含まれる薬品
- 重金属:水銀、鉛、カドミウム など
- 食品添加物:人工着色料、人工甘味料 など
- その他:タバコ、アルコール、解熱鎮痛薬 など
では、体内のグルタチオンが不足してしまうと、私たちにどのような影響があるのでしょうか?
グルタチオンが不足すると…
- デトックス作用の低下による有害物質の蓄積
- 細胞への酸素や栄養の供給量の減少
- DNAの修復機能の低下
グルタチオンの不足は肌荒れや代謝・肝機能の低下、慢性的な疲労などにつながり、結果として老化を進行させてしまうのです。
そして、免疫機能にも異常が発生し、様々な病気を引き起こします。
つまり、私たちが健康的な体を維持するためには、グルタチオンの存在がとても重要なのです。
美と健康を手に入れる「グルタチオン・デトックス点滴」
しかし、グルタチオンは胃や腸から吸収されない物質であるため、食品から摂取することは難しいとされています。
そこで、グルタチオンを効率的に体内に補充できるのが点滴療法です。
日本では、これまでグルタチオンを主に薬物中毒や慢性肝炎などの治療に使用してきました。
副作用が少なく安全性も高い。薬の副作用治療にも使用されたこともあるぐらいです。
「グルタチオン・デトックス点滴」の流れとおすすめ頻度
目的や症状によって様々ですが、まずは800mgから始めます。
点滴量は(1,200mgと2,000mgもメニューもございます)調整します。
1回の所要時間は15~30分(初回は副作用などを確認するため、お時間がかかる場合も)。
週に1〜3回の頻度が理想的です。約1か月後に効果を測定します。
抗酸化作用による美肌効果
グルタチオンは、肌が老化する原因となる活性酸素と闘い、肌細胞の老化を防いでくれます。
また、シミやそばかすをつくり出す黒色メラニンを抑制する働きがあり、それと同時に、肌の白さを引き出してくれる肌色メラニンの生成も促します。
デトックス作用による肝機能向上
有害物質をデトックスすることで代謝機能に関係する酵素を活性化。
肝臓の機能を回復させてくれるため、二日酔い対策としても利用されています。
また、アルコール摂取量が多い人は、脂肪肝になりやすいので、グルタチオンの補充は効果的です。
免疫力強化と疲労回復
強い抗酸化作用により、免疫機能を高めてくれるグルタチオン。
疲労回復に役立ちます。
また、免疫力を高めることで様々な病気に効果を発揮し、じんましんや湿疹などの皮膚炎や、気管支喘息、アレルギー症状の改善や予防につながります
このように、グランプロクリニック銀座のグルタチオン・デトックス点滴では、美肌や抗加齢などの効果が期待できます。
そして、健康な体づくりにもつながるのです。
ブログ記述者

ブログ記述者
グランプロクリニック銀座理事長
岩本 麻奈
東京女子医科大学卒業。慶應病院や済生会中央病院などで臨床経験を積んだ後、1997年に渡仏。美容皮膚科学、自然医学、抗老化医学などを学ぶ。現在、パリの中心に居を構え、欧州大手製薬会社やコスメメーカーなどのコンサルタントを務める傍ら、様々なメディアを通して美容情報を発信中。著書は『女性誌にはゼッタイ書けないコスメの常識』『パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ』など多数。
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