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血管年齢測定の仕組み

血管年齢測定

グランプロクリニック銀座では、血管年齢を調べたい方の為に、血圧年齢測定を実施しております。
お肌の状態や体力など年齢とともに老化していくのがわかりますが、血管も実は老化していきます。血管年齢測定とは血管の老化の程度を測る検査です。

実際検査をすると、実年齢より血管年齢の方が高い方の割合がその他に比べて多くなっています。
自分自身の血管年齢を知ることで、未然に大病を防ぎましょう。

血管年齢測定はこんな方におすすめ

●40歳以上
●血圧が高い
●血糖値が高い
●LDL(悪玉コレステロール)が高い
●メタボと診断された
●喫煙をする
●油っこい食事が多い
●手足にしびれや冷えを感じることがある
●ちょっとした運動で息苦しくなる

血管年齢測定とは

血管年齢測定は、足関節の血圧を測定できる足首と上腕と足関節血圧の同時測定技術により、動脈硬化の指標である血管の固さ(PWV)と血管のつまり具合(ABI)を測定する検査です。

PWVとは(Pulse Wave Velocity)脈波伝播速度のことで、心臓から押し出された血液が動脈を伝わっていく脈のスピードを測る検査です。
脈のスピードを測定することで、動脈の固さを測定することができます。
心臓から押し出された血液が手足まで届く速度が遅いほど血管が硬くなっている状態です。

血流

ABI(Ankle Brachial Pressure Index)とは、足関節/上腕血圧指数のことで足関節最高血圧÷上腕最高血圧で値を算出します。

足首と上腕の血圧の比率を測定する検査です。通常は足首の血圧の方が上腕の血圧より高くなっておりABI値は0.90~1.4の範囲を示します。
しかしこれより低い場合は、足に向かう動脈の内径が狭くなっていることが疑われ、高値の場合は、血管の壁が硬くなっていることが推測されます。

動脈硬化が進行すると脳卒中、心筋梗塞、くも膜下出血、脳梗塞など重篤な病気を引き起こしてしまいます。
したがって、動脈硬化の進行度合いを定期的に検査し、これらの重大な病気の発症を未然に防ぐことが重要です。

この検査は約10分~20分程度で簡単に測定が可能です。

検査後には検査結果のレポートをお渡しします。
レポートには、ご自身の現在の血管の状態が記載されております。

このデータを元に改善が必要な方には医師から適切なアドバイスをさせていただきます。

動脈硬化の状態を放っておくと、生死にかかわる重大な病気へ繋がってしまう可能性も。
そのような状態になる前に事前に血管の状態をチェックしておくことが大切です。

健康状態

日本の3大死因

日本人の死亡原因のベスト3は、多い方から順番に1位ガン、2位心疾患 3位脳血管疾患です。

1位のガンは全体の約30%、2位心疾患と3位脳血管疾患の合計で約24%です。
この心疾患と脳血管疾患は、動脈硬化が原因の引き金となっています。

動脈硬化は放っておくと大変な事態になりかねなせん。
それほど血管の健康を維持することは大切なことなのです。

動脈硬化とは

動脈硬化のメカニズム
動脈とは心臓から血液を全身に運ぶ重要な血管です。

動脈硬化とは、この血管の壁が厚くなったり、しなやかさを失って硬くなったり、コレステロールなどが血管の中に蓄積して狭くなってしまっている状態のことをいいます。

お肌も年齢とともに老化しますが、血管も同じように老化していきます。
血管は年齢とともに傷つき、弱り、しなやかさも低下します。
お肌の老化は目に見えてわかりやすいですが、血管の老化は見えないので気づかずに進行していきます。

動脈硬化は別名「サイレントキラー」と呼ばれており、静かに進行していくのです。
知らぬ間にこの状態を放っておくと、血管が詰まり、脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気を引き起こしてしまいます。

動脈硬化を引き起こす要因

プラークとは

まず初めに、動脈硬化の要因を知るには『プラーク』を知らなければなりません。
このプラークが血管の内側に沈着することで動脈硬化につながってしまうのです。

プラーク
プラークとは、おかゆのようなジュクジュクした状態の超微細の脂肪のことです。
このプラークが血管内で体積して血液の流れが悪くなっている状態を動脈硬化といいます。

では、プラークはどうして発生してしまうのでしょうか?

プラークは主に食べ物から体内に入った油や脂肪が原因です。

とんかつ
揚げ物や、炒め物、バター、お菓子、飲酒など、脂質や糖質が多い食事の人は気を付けなければいけません。
このような偏った食生活がプラーク形成に大いに関係しているのです。

動脈硬化が引き起こす病気について

健康状態
ここでは、サイレントキラーと言われる動脈硬化が進行した場合に引き起こされる病気に関して記載します。
動脈硬化が進行して、沈着したプラークが肥厚して血管の壁が破れ、そこに血小板が付着し、血栓が作られます。

この血栓が血管をつまらせたり、血流を滞らせたりします。
このような状態になると重大な病気が引き起こされてしまいます。

さらに、動脈硬化の発生場所によってそれぞれ引き起こされる病気が変わります。

  • 脳・・・脳梗塞、脳出血、老人性痴ほう症
  • 目・・・眼底出血
  • 心臓・・・心筋梗塞、狭心症
  • 胸や腹・・・大動脈瘤、解離性大動脈瘤
  • 心臓・・・腎血管性高血圧症、腎硬化症
  • 足・・・閉塞性動脈硬化症、

 

動脈硬化の予防や改善

血管の老化、つまり動脈硬化は大病になる前に改善させなければなりません。

ここでは、血管が老化してしまった場合の対策をご紹介します。
プラーク形成を助長してしまのは、油もの、甘いもの、お酒です。

お酒をよく飲む

また喫煙も動脈硬化を悪化させるので、血管が老化している場合は禁煙を強くお勧めします。

血管には内側に血管内皮という薄い皮があり、その中にプラークが蓄積します。
糖分やお酒を摂取することで、その隙間を広げてしまう作用があります。

また、油や脂質を摂取することで、血中の脂肪が増えプラークが形成されやすくなります。
つまり、『油分、糖分、お酒』この3つを控えることが非常に重要です。

動脈硬化におすすめの食材

海藻類(昆布、ひじき、わかめ、もずく、のりなど)の海藻類はカリウムや水溶性食物繊維を豊富に含んでいます。

ところてん

天草(テングサ)と呼ばれる海藻をゆでることによって発生する寒天成分を固めたものです。
ところてんには、食物繊維、カリウム、マグネシウムが豊富に含まれています。

ところてん
また、ところてんに含まれる水溶性の食物繊維には、糖の吸収をゆるやかにしてくれる働きがあります。

カリウムは余分なナトリウムの排出を促進させ高血圧の予防になり、マグネシウムは血流を改善し血管拡張効果があると言われています。
このようなことから、ところてんは動脈硬化予防のためのスーパーフードと言えるでしょう。

甘酒

甘酒は「飲む点滴」と言われており、すばらしい食材です。
歴史も古く、平安時代には貴族たちが夏になると夏バテ防止に冷やした甘酒を飲んでいたそうです。

江戸時代にはさらに甘酒は活発に飲まれるようになり、甘酒売りの商売も開始しました。
幕府も庶民の健康を守るため甘酒を奨励していました。

トマトジュース

近年の新たな研究結果でトマトに13-oxo-ODAという成分が多く含まれていることが発見されました。

これは脂肪燃焼作用があり、ダイエットでも注目されています。
実はこの13-oxo-ODAは中性脂肪を抑制する働きがあるとも言われ注目されています。トマトジュースまたはトマトは毎日摂取するのが良いでしょう。

ビタミンCの豊富な食材

キウイ、イチゴ、ブロッコリー、トマト
ビタミンCは抗酸化作用と血管を破れにくくする効果もあります。ただし果物の摂りすぎは糖質過多になるので注意が必要です。

野菜全般

野菜不足を解消し、多種の野菜を日々の生活でたくさん取り入れていくことは、血管だけでなくすべての健康維持には大切です。

上述したように、動脈硬化は症状がなく知らぬ間に進行していきます。
40歳を過ぎたら一度は血管年齢測定をして実年齢との比較をしてみましょう。

ブログ記述者

ブログ記述者

理事長 松山 淳

杏林大学医学部医学科卒業。慶應義塾大学医学部助手・医学部附属厚生女子学院(現:慶應義塾大学看護医療学部)講師、国立病院臨床研究部病理室長などを経て、米国抗老化医学研究所・クリニックにて研修。現在、日本人初の抗加齢スペシャリストとして、米国アテナクリニックインターナショナル抗老化部門部長、及び日本の複数の抗老化医療研究所、クリニックの顧問医を務める。