ミアテスト(乳がんリスク検査)~医療機関で血液検査を

ミアテスト

日本では乳がんの患者数が年々増加しています。その原因の一つは生活習慣の変化です。

しかし、毎日規則正しい生活を送ることは現代の日本人にとって、難しいことなのかもしれません。
だからこそ、乳がんによる最悪な状況にならないために重要なのが、乳がん検査です。

グランプロクリニック銀座が提供する「ミアテスト(乳がんリスク検査)」では、血液から乳がんを発病するリスクを調べることができます。

ミアテスト(乳がんリスク検査)はこんな方におすすめ

●母親や姉妹に乳がんになった人がいる方
●初経年齢が早かった方
●初産年齢が遅かった方
●出産経験がない方
●授乳歴がない方
●閉経年齢が遅かった方

ミアテスト(乳がんリスク検査)とは

RNA

この検査では血液中に存在しているマイクロRNAという物質を測定。
検査では5mlの血液を採血するだけです。

乳がん患者特有の数種類のマイクロRNAを調べることで、乳がんが発病するリスクを知れるだけでなく、早期発見の一歩先を行く「超早期発見」を実現し、完治の確率を高めます。

また、乳がんが発病するリスクが高い場合でも、免疫の増強や生活習慣の改善などにより、予防対策をすることが可能です。

増加の一途をたどる「乳がん」の発病率

1996年を境に、女性のがんの発病率の中で第一位になっているのが、「乳がん」です。
乳がんの患者数予測は、2005年は41,000人、2015年では48,000人でした。

そして、2018年その予測は、なんと86,500人です。
現在、年々増加している乳がんは11人に1人がなってしまうといわれるほど。まさに女性にとって乳がんは、最もかかりやすいがんなのです。

また、乳がんによる死亡者数は2016年には14,013人で、20年前に比べて約2倍だといえます。2018年の死亡数予測では、乳がんは14,800人とされているおり、今後も増加傾向にあるといえます。※1

さらに、がんと診断されてからの生存率の指標となる「5年相対生存率※2」において、乳がんは91.1%と甲状腺、皮膚に続いて3番目。早期発見ができればほぼ治癒するとされています。
そのため、普段から定期的に検査を受けることが大切です。

女性の乳がんは30代から増加をはじめ、40代後半から50代前半にはピークを迎えます。その後、次第に減少。
しかし最近では、70代や80代の女性も増え、また、20代の若い世代にまで広がっています。

20代であっても油断できないため、若いうちから乳がんに対して関心を持つことが重要なのです。

一方、男性乳がんの発病率は女性乳がんの1%程度で、女性に比べ5~10歳ほど高い年齢で発症。
年間の死亡数では女性の乳がんの100分の1以下の稀ながんですが、生存率は女性と比べると低いとされています。※3

自覚症状なく進行すると様々な症状が現れる

乳腺

乳がんとは、母乳をつくる乳腺に発生する悪性の腫瘍です。
乳腺には腺葉と呼ばれる15~20個の組織が集合しており、さらに母乳をつくる「小葉」と母乳を乳首まで運ぶ「乳管」に分かれます。
乳がんの約80%は乳管から発生する「乳管がん」。
また、発生率が約5~10%の「小葉がん」です。他にも特殊なタイプの乳がんがあります。

乳がんはゆっくり進行しますが、放置しておくと乳腺の外にまでがん細胞が増殖。
血液やリンパ管に侵入して体中に拡がっていきます。

乳がんの初期段階では、自覚症状がほとんどありません。
そのため、知らず知らずのうちにがんは進行してしまうのです。

エストロゲン

原因として大きく関係してくる「エストロゲン」。
女性ホルモンの一種で、エストロゲンの体内濃度が高いまま維持されると、それに比例してがんの発病率も上がります。

そのため、初潮の年齢や妊娠・出産の経験、授乳期間などが、乳がんの原因として考えられているのです。

また、閉経後は脂肪細胞からエストロゲンがつくられるため、閉経後の肥満も発病のリスクに関係しています。
その他には、喫煙や飲酒、運動不足、高身長、ホルモン補充療法の受診、経口避妊薬の内服などです。

主な乳がんの原因

  • 初経年齢が早い
  • 閉経年齢が遅い
  • 出産歴がない
  • 初産年齢が遅い
  • 授乳歴がない
  • 閉経後の肥満
  • 飲酒習慣
  • 良性の乳腺疾患の既往歴
  • 遺伝

 

乳がんを発見する症状の90%以上は「しこり」。
痛みを伴うことはほとんどありません。
他にも、乳房の痛みや皮膚の変化、乳頭からの分泌物、乳頭のただれや変形などを発症します。

乳がんが進行すると現れる症状

乳房のしこり

乳がんは進行するにつれて腫瘍が大きくなり、手で触るとしこりを感じることができます。
乳腺のしこりは、全てが乳がんによるものではありません。

その90%は良性の病気によるものです。

たとえば、乳腺症や線維腺腫、葉状腫瘍などによっても、しこりができます。
傾向としては、悪性(乳がん)のしこりは硬くて動かないのに対し、良性のしこりは弾力性があって動かすことが可能です。

乳房の痛み

長期間にわたって痛みが生じます。
また、乳腺症を合併した場合や炎症性乳がんなどによって痛みを伴うことも。
通常、月経中には乳房が張って痛みを感じることが多いです。

乳房の皮膚の変化

皮膚が赤っぽくなって腫れたり、毛穴が目立って皮膚にオレンジの皮のような凹凸が現れたり、皮膚が熱っぽく感じられることがあります。

乳頭からの分泌物

乳頭から血液が混じったような茶褐色の分泌物が出ます。

乳頭・乳輪部のただれ

乳頭や乳輪部に湿疹やただれにより、かさぶたができます。また、そのただれが治りにくく、繰り返してかさぶたができたところにただれが起こります。

乳頭の陥没

乳頭が極端にへこみます。また、乳頭が引きつれたり、左右の乳頭の高さが変化したりします。

わきの下の腫れ・しこり

乳がんがわきの下のリンパ節に転移し、わきの下に腫れやしこりが現れます。
さらに、しこりで神経が圧迫されることで、腕がしびれることもあります。

他にも、がん細胞が転移すると以下の症状が現れます。

肺転移の症状

肺に水が溜まって咳の症状が出ることが多く、さらに呼吸困難にまで発展することもあります。
毛細血管やリンパ管が多い肺は、乳がんから転移しやすい部位です。

骨転移の症状

乳がんは骨に転移することもあります。
軽度な衝撃でも折れてしまい、強い痛みを感じます。

骨転移は骨折や麻痺、しびれを感じる「溶骨型」と腫瘍によって骨に痛みを感じる「造骨型」の2種類です。

グランプロクリニック銀座が提供する「ミアテスト(乳がんリスク検査)」では、血液から乳がんを発病するリスクを調べることができます。

超早期発見を可能にした「ミアテスト(乳がんリスク検査)」

マンモグラフィ

がんの早期発見のため、従来の日本では乳がん検査として、医師による視触診やマンモグラフィ、超音波検査が中心でした。
2004年には厚生労働省※4によって、マンモグラフィを原則とした乳がん検査が推進され、がんの早期発見に一役買うことに。

マンモグラフィ検査

マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影のこと。
マンモグラフィは、視触診では診断できないしこりや、しこりになる前の石灰化した微細な乳がんの発見に有効な検査です。

ただし、乳腺が密な若い方の場合にはX線写真が不鮮明になってしまうため、しこりの発見が困難。
また、X線撮影のため、妊娠している人には適していません。

超音波検査(エコー検査)

超音波検査は、乳房に超音波を当て、組織からの反射をとらえます。
それを画像にし、わずかな濃度の違いで病巣を診断する検査です。
マンモグラフィ検査に比べ、小さいしこりや石灰化の診断は難しいですが、しこりの内部構造を判別しやすく、乳腺の密な若い人の診断にも使用することができます。

とはいえ、これらの検査には、患者の負担になるという難点もあります。
また、膵癌などの進行の早いがんでは、画像で判断できるようになる前に、異常をより早期で見つけ出すことが課題とされていました。

そこで登場したのが遺伝子検査です。
がんは遺伝子の病気。

そのため発症する前に細胞の遺伝子にいくつかの変異が起こります。それによって遺伝情報も異常となり、遺伝情報の伝達やたんぱく質の合成などの役割をもつRNA※5が混乱。
異常なたんぱく質や異常な増殖性の細胞が形成され、しこりが発生してしまいます。

しかし、マンモグラフィ検査や超音波検査だけでは、異常な物質が形成されてからしか見つけることができず、自覚症状が現れくにい乳がんに対して、手遅れになるケースが多いのです。
そのため、遺伝子に異常が発生した段階で検知することが求められます。

遺伝子レベルの検査である「ミアテスト(乳がんリスク検査)」は、その課題を解決するために開発され、各臓器から出る特定のRNAを検出し、がんの超早期発見を行う検査なのです。
ミアテスト(乳がんリスク検査)は乳がんをはじめ、膵臓がんやアルツハイマー型認知症などの検査としても利用されています。
また血液検査であるため、もちろん患者への負担は大きくありません。

遺伝子をコントロールする「マイクロRNA」をチェック

「ミアテスト(乳がんリスク検査)」は、血液を用いて乳がんリスクを調べる検査です。

この検査では、血液中に存在している乳がん患者特定の「マイクロRNA」を測定します。
血液中には、種々の細胞から300以上のマイクロRNAを含む「エクソソーム」という微粒子が存在。

がんを発病するとがん細胞から血液中に放出されたエクソソームは異常化し、そのエクソソームに含まれる特定のマイクロRNAも変化します。
それを調べることで、乳がんの発病リスクを予測することが可能です。

また、より早い段階での発見にもつながり、治癒率を高めます。
早期で発見すれば90%以上の確率で治癒するとされている乳がんや、進行が早く見つけにくい膵臓がんには有効な検査なのです。

さらに詳しく、マイクロRNAとがんとの関係性を見てみましょう。

私たちの体内に存在する細胞が機能するために必要となるたんぱく質。
そのたんぱく質は、遺伝情報であるDNAに保存され、RNAを介してつくられます。

そんな遺伝子をコントロールするRNAにはいくつかの種類があり、その中にはたんぱく質をつくらないマイクロRNAが存在。
マイクロRNAは、たんぱく質をつくることに関係する100以上の遺伝子の機能を制御する役割があります。

そのため、マイクロRNAに異常が起きると、制御するはずだったそれらの遺伝子にも異常が発生。
細胞の生存に必須であるたんぱく質を破壊してしまうのです。それが、がんにつながると考えられています。

ミアテスト(乳がんリスク検査)では、エクソソーム中に存在する数種類のマイクロRNAの変化を調べてがんを予測。
従来の検査よりも早く、そして、これまで早期発見が難しかった微小ながん細胞を高精度・高感度に検出することや、転移の兆しを発見することを実現したのです。

ミアテスト(乳がんリスク検査)の判定基準

A:がんの可能性が低いレベル

健常人の多い領域の検査値です。

B:がんの可能性が、やや低いレベル

健常人がやや多い領域の検査値です。

C:がんの可能性が、中程度レベル

健常人とがん患者が、それぞれ50%の領域の検査値です。

D:がんの可能性が、やや高いレベル

がん患者がやや多い領域の検査値です。

E:がんの可能性が、高いレベル

がん患者の多い領域の検査値です。

A・Bは低リスク。定期的にミアテスト(乳がんリスク検査)を受診して乳がんのリスクを確認してください。
C・D・Eは中リスク以上。マンモグラフィ検査や超音波検査などの精密検査をおすすめします。

乳がん予防には生活習慣の改善と検査が大切

長寿世界一の国、日本。

とはいえ、がんによる死亡率は欧米の先進国に比べ、とても高い。
その理由の一つは、がん検査の受診率の低さだといえます。

早期発見であれば9割以上の確率で治癒する乳がんを、さらに早期で発見することを可能にしたがん検査、それがミアテスト(乳がんリスク検査)なのです。

生活習慣病であるがんを予防するためには、健康状態を保つことが大切です。
禁煙や節酒、バランスの良い食生活、適度な運動などに取り組み、生活習慣を見直すことで、がんのリスクを低下させることができます。

それと併せて、ぜひ、がん検査を受診してみてください。
健康な時にこそ、自分の体と向き合ってみませんか?

※1)国立がん研究センター:2018年のがん統計予測

※2)国立がん研究センター:最新がん統計「4.生存率」

※3)国立がん研究センター:最新がん統計「年齢階級別罹患率」

元データ:地域がん登録全国合計によるがん罹患データ(エクセルのnumberシートを参照)

※4)厚生労働省:「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」の一部改正について

※5)RNA:遺伝情報の伝達やたんぱく質の合成などに関わる生命の根幹物質である核酸。その一つがRNAである。細胞の核内や細胞質内に存在する。RNAはmRNA(メッセンジャー)とtRNA(トランスファー)、rRNA(リボソーム)の3種類。

 

ブログ記述者

ブログ記述者

理事長 松山 淳

杏林大学医学部医学科卒業。慶應義塾大学医学部助手・医学部附属厚生女子学院(現:慶應義塾大学看護医療学部)講師、国立病院臨床研究部病理室長などを経て、米国抗老化医学研究所・クリニックにて研修。現在、日本人初のアンチエイジングスペシャリストとして、米国アテナクリニックインターナショナル抗老化部門部長、及び日本の複数の抗老化医療研究所、クリニックの顧問医を務める。