先進統合医療のスペシャリストとして~松山淳

先進統合医療

病気にならないようにするために

私の実家は江戸時代から15代続く医家です。

江戸時代から医業を行っており、
家訓は「すべての患者を診ること」、「公の福祉に貢献すること」、「自分にとって一番の慣行をつくり、そこでナンバーワンになること」の3つ。

それらの家訓を大切にし、現在は先進統合医療やアンチエイジングなどを中心に医療に携わっています。

私は幼少期から周りに医師や看護師がいる環境だったこともあり、自然な成り行きで医師の道へ進みました。
とはいえ、その頃の私は、「なぜ人間は病気になるのか。そもそも病気にならなければいいのでは」と、単純に考えていましたね。

松山淳

そのため、病気にならないようにするための医学を学ぶ考えで、医学部卒業後に勤めた病院では病気の理屈を学ぶことが目的の病理学を選びました。
その理由は、病理医は脳外科から皮膚科まで、すべての領域に対応するから。

それにより、医療全般の知識が深まると考えたのです。

ヴィジョン

病理医として様々な医療に接していくうちに「病気にならないようにすることは難しい」と、そこでようやく気付きました。

それが大きなきっかけとなり、病気の早期発見や予防を目指して、診断や検診、予防医学、そしてスポーツ医学まで、様々なことを学ぶようになったのです。

アンチエイジング医学との出会い

1997年には、アメリカのパームスプリングスにある長寿学研究所で2週間ほど、病気にかからないために体のコンディションを整える「アンチエイジング医学」について勉強することに。

それがアンチエイジングとの出会いです。
しかし、その当時の日本では、予防医学はほとんど馴染みがなく、当然アンチエイジングという言葉すらなかったのです。

長寿学研究所では様々な検査やホルモン療法、サプリメント処方などに触れました。

サプリメント
これは私が追い求めていたものだ」と強く実感。

その後、長寿学研究所で試験に合格して帰国し、日本では初めてのアンチエイジング治療をスタートしました。
当然、先輩医師からは「インチキな医療」と言われたこともあります。
当時の日本では若返り治療など考えられなかったですから。

アンチエイジングこそ予防であり治療である。

アンチエイジング
そのためアンチエイジング医学は、一般診療科目全般だけでなく、最先端の医療や運動生理学、栄養学、美容皮膚科学、東洋医学、代替補完医療、補助栄養学、遺伝子診断、住環境学など様々。つまり、アンチエイジング医学そのものが先進統合医療なのです。

私は自分自身のことを「先進的な統合医療医」や「先進的な町医者」だと考えており、すべての領域に精通する医師であることを大切にしています。
患者さんのすべてのニーズに対応したいという想いがあります。

従来のがん治療とは?

また、国際先進統合医療大学校(International College of Advanced Integrete Medicine:略称ICAIM)』では理事長を務めています。
以下は設立した目的です。

「主に人体の構造・機能に種々の程度の損傷を与える老化現象について、これを診断、軽減、修復、予防する方策を主に臨床医学的に研究・調査・追求し、抗老化医学研究および正しい医療の開発、推進、発展に国際的に寄与すること」※1

統合医療に取り組む第一人者として、医学の発展に貢献していきたい。
その中で、特に力を入れたいと考えているのが「がん」の領域です。

現在、日本では手術療法や放射線療法・化学療法(抗がん剤)の治療法が、がんの三大療法とも呼ばれ、がんが発病した場合の一般的な標準治療とされています。

 手術療法

手術

がん細胞を切り取るという、最も一般的な治療方法。

早期で原発巣だけであれば、最も効果がある。
しかし、がん細胞は周辺のリンパ節に残っている可能性もあるため、周囲のリンパ節の一部も切り取る場合も。

さらに、転移巣がある場合は、相反の原理が働き急速に転移巣を肥大させ、正常な細胞も手術によって壊れるため、免疫機構が破壊されて免疫力が低下。
手術後の再発予防として、がん治療 免疫細胞「BAK療法」は優れた有効率を実証している。

放射線療法

放射線療法
患者への負担が少ない治療法。
しかし、放射線が通過する際、健康な細胞も破壊されるため、免疫機構が破壊されて免疫力が低下する。

最近では治療機器や技術の進歩により、放射線をピンポイントで照射し、周囲の正常組織に与える影響を少なくすることを可能に。
骨がんにはとても有効ながん治療法であり、免疫細胞療法と併用することで相乗効果が期待できる。

化学療法(抗がん剤)

薬でがん細胞を退治する。
手術療法や放射線療法と併用して、再発や全身にがんが転移しているときに使用される。

血液のがんや悪性リンパ腫にはかなりの効果を上げているが、副作用が強く、多大な苦痛がある。
また、健康な細胞まで殺してしまうため、免疫力が低下。
さらに、抗がん剤治療を続けることによって、体内に抗体ができてしまうと効果が期待できない。※2

がん治療への活用がはじまる先進統合医療

がん治療

しかし、それらの治療法ではどうしても副作用という、患者への負担が大きい。
そのため、副作用がなく、日常生活に支障をきたさず、延命効果がある。

そんな体に優しい治療法が模索されていました。
その結果、現在最も注目されているのが、先進統合医療です。

先進統合医療は、従来の施術に最先端の医療を加えたことで、患者一人ひとりに最も適切な「オーダーメイド医療」の提供も可能にしました。
その先進統合医療は、がんの遺伝子レベルでの発見や、がんの転移・再発の予防、多方面からのがん細胞への攻撃など、最先端の医療を組み合わせた新しい治療法を可能にしたのです。

がん遺伝子の発見や治療を可能にした「CTC検査」や、ビタミンCによってがん細胞を消滅させる「高濃度ビタミンC点滴療法」、そして、「免疫細胞療法」という自分の免疫細胞を使い、がん細胞を攻撃する治療法があります。その中で「第4のがん治療」として、特に注目されているのが「免疫細胞療法」です。

第4のがん治療として期待される「免疫細胞療法」

免疫細胞療法とは、体に元々存在する自分の免疫細胞を培養・活性化し、再び点滴して体内に戻してがん細胞を消滅させる治療法です。副作用がなく、体に優しい。先進統合医療として、大学病院などでも実施されています。免疫細胞療法には数十種類あり、主に培養する免疫細胞によって異なるのです。

従来、免疫細胞療法は、がん細胞がもつ2つの目印を培養した免疫細胞が同時に認識して攻撃します。
しかし、進行するにつれてがん細胞の約70%は、その目印の1つを隠します。

つまり、有効率は約30%となり、がんによる認識不可能な細胞が増加した場合、治療による効果は低下してしまうのです。

一方、新しい免疫細胞療法である「BAK療法」では、培養した免疫細胞が正常細胞だけを認識し、それ以外の異常な細胞(=がん細胞)を攻撃します。
ただ、免疫細胞は活性化された状態でないと異常な細胞であるがん細胞を攻撃しません。
そのため、採血した血液を約2週間かけて培養し、増殖・活性化させて再び体内に戻すのです。

さらに進化したがんの免疫細胞療法「BAK療法」

細胞

がん治療における免疫細胞療法の1つである「BAK療法」。
その療法では、培養した免疫細胞が正常細胞を認識し、それ以外の異常な細胞であるがん細胞を敵と見なして攻撃します。

有効率は約76%以上

「BAK療法」は、正常な細胞以外のがん細胞だけを攻撃するので副作用もなく、他の免疫細胞療法に比べて高い有効率を得られるのが特長です。

BAK療法で培養する免疫細胞は、主にNK細胞とγδT細胞。
これらを100億から200億個以上にまで増殖、活性化させます。

NK細胞とγδT細胞は、正常細胞を認識するとそれを攻撃する力を抑制。
逆に、がん細胞に対しては自己細胞と認めず攻撃するという仕組みです。

松山淳理事長による統合医療での研究歴

  • 高濃度ビタミンC点滴療法の共同研究
  • CTC(血中循環腫瘍細胞)の研究
  • 消化器がんのマイクロアレイmRNA検査に関する金沢大学との共著論文
  • DHEAを用いた東京大学との共同研究 など

 

現在は、海外・国内の複数の研究グループで様々な研究を進めている。

  • US BIO Tec社(アメリカ)、GENOSTIC社(オーストラリア)などと提携した特殊臨床検査
  • CTC(血中循環腫瘍細胞)パネル検査
  • 遺伝子診断の臨床応用研究
  • NKT・NK・γδT・キラーT細胞・樹状細胞 5種複合免疫療法
  • がん幹細胞・がん細胞を標的としたワクチン療法「DCアイバックCSC療法」
  • がん患者自己血免疫細胞培養療法の採取と移植 など

 

先進統合医療の可能性を追求する

現在、『国際先端医療統合学会』では代表理事として、「共有」、「発展」、「浸透」の3つの理念で、21世紀の新しい医療を推進しています。

この学会は、世界最大のアンチエイジング医学会である米国抗老化医学会(American Academy of Anti-Aging Medicine:A4M)と連携することで、最新のアンチエイジング医学を中心とした先進医療や統合医療などを、臨床科学的に研究・調査・追究して病気の治療、健康の増進に寄与することを目的に設立しました。

近年、これらの医療に対する関心が高まり、新しい医療を選択する方も急増。
しかし、日本においてはこれらの医療に関する正しい情報や安全かつ効果的に実践できる臨床医や施設が圧倒的に不足しているのが現状です。

フライト

このような状況を打破するため、医療としての倫理面や安全性に重きを置きつつ、国内外の諸学会や団体と連携、情報共有を図りながら、安全かつ効果的に実践できる臨床医の育成を目指します。

また、広く一般市民に情報を公開し、啓蒙・普及を推進していくことも重要です。

これらの医療の統合的な発展を目指すとともに、世界の健康と福祉に少しでも貢献できればと考えています。※3

そして、グランプロクリニック銀座では、医療を通じて人類の健康寿命の延伸に貢献するため、「インナービューティ」、「アンチエイジング」、「外面美容」が三位一体となり、「予防医療」や「予防美容」、「アンチエイジング医学」を提案しています。

がんに関するメニューおいては、世界で最先端のがん検査や治療を総合的に受けることができる先端的な統合医療を展開し、革新的な解決策の提供が可能です。

今後も引き続き、がんを含む様々な領域で医学を追求し、先端統合医療のスペシャリストを目指していきます。

松山淳理事長の経歴・所属学会・専門医療資格

経歴

  • 医療法人社団 松寿会理事長(松山医院院長・群馬統合医療センター長)
  • 一般社団法人 国際抗老化再生医療学会理事長
  • 一般社団法人 国際統合治療協会理事長
  • 一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)理事
  • 米国アンチエイジング医学会(A4M)学術顧問
  • 欧州アンチエイジング医学会(ESAAM)学術顧問
  • MR21点滴療法研究会ボードメンバー・認定医
  • 日本臨床医学発毛協会会長
  • 日本メディカルスパ協会会長
  • 特定非営利活動法人 成幸カウンセリング協会理事長
  • 群馬県教育委員会嘱託医
  • 日本オーソモレキュラー医学会理事
  • 日本臨床医学発毛協会会長
  • きらり紀尾井町プラザクリニックアンチエイジング・統合医療科部長・学術顧問
  • 再生医療等委員会委員
  • 日本赤十字医療センター登録医
  • 前橋赤十字病院登録医
  • 済生会前橋病院登録医
  • 群馬県立循環器病センター登録医
  • 群馬中央病院登録医

 

所属

海外
  • A4M米国アンチエイジング医学会(国際部学術ボードメンバー)
  • 米国美容皮膚科学会
  • ESAM欧州アンチエイジング医学会(ボードメンバー)
  • 米国長寿医学会(認定医)
  • アジア美容医学会議(学術顧問)
  • 国際オーソモレキュラー医学会

 

国内
  • 日本再生医療学会
  • 日本癌学会
  • 日本サイコオンコロジー学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本禁煙学会
  • 日本臨床内科学会
  • 日本臨床スポーツ医学会
  • 日本肥満学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本温泉気候物理医学会
  • 日本旅行医学会
  • 日本小児皮膚科学会
  • 日本美容外科学会
  • 日本皮膚外科学会
  • 日本糖尿病協会
  • 日本性感染症学会
  • 日本エイズ学会
  • 日本心療内科学会
  • 日本性機能学会
  • 日本メンズヘルス医学会
  • 日本女性医学会
  • 日本オーソモレキュラー医学会
  • 日本臨床医学発毛協会
  • 日本メディカルスパ学会

 

専門医療資格

  • 厚生労働省死体解剖資格認定医(病理解剖)
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • 日本医師会(在宅医療研修終了医)
  • 群馬県医師会(緩和ケア登録医)
  • 前橋市医師会(生涯教育委員会委員)
  • 日本体育協会(公認スポーツドクター)
  • 国際抗老化再生医療学会指導医
  • 日本温泉気候物理医学会認定専門医
  • 日本美容外科学会認定専門医
  • 日本旅行医学会認定医
  • ICD制度協議会認定感染症コントロール医(性感染症学会推薦)
  • 日本糖尿病協会登録医
  • 日本臨床医学発毛協会指導医

 

ブログ記述者

ブログ記述者

理事長 松山 淳

杏林大学医学部医学科卒業。慶應義塾大学医学部助手・医学部附属厚生女子学院(現:慶應義塾大学看護医療学部)講師、国立病院臨床研究部病理室長などを経て、米国抗老化医学研究所・クリニックにて研修。現在、日本人初のアンチエイジングスペシャリストとして、米国アテナクリニックインターナショナル抗老化部門部長、及び日本の複数の抗老化医療研究所、クリニックの顧問医を務める。