林田康隆 (Hayashida Yasutaka)グランプロクリニック銀座 理事

林田康隆

PROFILE

医療法人社団康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾 理事長・院長。
兵庫医科大学医学部卒業、大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了。
 
大阪大学大学院医学系研究科および米国フロリダ州マイアミ・オキュラーサーフェスセンターにて眼表面の再生医療を中心とした幹細胞研究に携わる。
国立病院機構大阪医療センターにて主に網膜硝子体外来を担当し手術執刀多数。
 
大阪大学医学部附属病院未来医療センター特任助教、医療法人拓誠会辻村病院眼科医長を歴任。現在は主に大阪で難治性白内障手術や網膜硝子体手術等に取り組む傍ら、眼科領域にとどまらず、究極のアンチエイジングでもある再生医療のスペシャリストとして、肌再生・脂肪幹細胞療法や免疫療法を実施。メディアにおいても活躍中。

専門分野

  • 眼科(専門医)
  • 美容皮膚科
  • 再生医療(2種:脂肪幹細胞療法・皮膚線維芽細胞注入、3種:免疫細胞療法)

 

あらゆるニーズに応え、
皆様の人生を豊かにするために。

最先端のアンチエイジング医療に挑戦

「再生医療によるアンチエイジングを行いながら、身も心も若々しく、いつまでも楽しい人生を過ごすためのサポートを目指します」。

そう語るのは、究極のアンチエイジングでもある「再生医療」のスペシャリストで、眼科だけでなく、美容皮膚科の分野も専門にする林田康隆理事。(以下、林田康隆理事とする)
眼科医としての豊富な診察や外科手術の経験を活かしながら、最先端のアンチエイジング医療に挑戦している。

林田康隆理事の経歴

所属

  • Y’sサイエンスクリニック広尾 理事長・院長
  • 世界中医薬学連合会 理事
  • 日本眼科学会
  • 日本角膜学会
  • 日本眼科手術学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本再生医療学会
  • 日本炎症再生医学会

 

資格

  • 日本眼科学会認定眼科専門医

 

幹細胞によって実現する「再生医療」

約37兆個の細胞で構成されている私たちの体。
その細胞の種類は200種類以上であると、近年の研究によって明らかになってきた。

ケガや病気で損傷した細胞の機能を修復させるためには、新しい細胞を移植する「再生医療」という治療法が注目されている。
たとえば、胚性幹細胞(embryonic stem cell:ES細胞)や人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell:iPS細胞)、組織幹細胞(体性幹細胞)など、様々な幹細胞を用いた再生医療の研究が進められているのだ。

加齢

これまで加齢による変化は、逆らうことのできない反応であると考えられていた。
だが、幹細胞の研究により、遺伝子操作をすることで分化・成熟した細胞を、再び様々な細胞に分化することが可能な多能性幹細胞に戻せるということが証明されたのである。

「幹細胞とは、様々な組織の細胞になる前の「元の細胞」です。
私たちは、繰り返し入れ替わる組織を維持するため、失われた細胞を再生・補充する能力をもつ、皮膚や血液などの細胞を持っています。このような細胞が「幹細胞」です」。

幹細胞には不可欠な能力が二つある。
皮膚や赤血球、血小板など、私たちの体をつくるための様々な細胞を生成する能力と、自分と同じ能力をもつ細胞へと分裂することができる能力だ。

病気の原因や治療薬の効果を解明する

また、幹細胞の種類は主に二つ。

一つは、特定の組織や臓器で、失われた細胞のつくり続ける幹細胞。
たとえば、皮膚や血液である。

このタイプは「組織幹細胞」と呼ばれ、血をつくる造血幹細胞であれば血液系の細胞に、神経系をつくる神経幹細胞であれば神経系の細胞になり、それぞれ役目が決まっている。

もう一つは、ES細胞のように体内の細胞であれば、どんな細胞にでもなることが可能な「多能性幹細胞」
つまり、この多能性幹細胞は、様々な組織幹細胞もつくることができる。
iPS細胞

たとえば、iPS細胞は、通常の細胞から人工的につくった多能性幹細胞なのだ。

「多能性幹細胞は、失われた細胞や臓器の機能を回復するために、治療に必要な細胞を体外でつくり、患者さんに移植する再生医療にとって不可欠です。また、病気の組織をつくり出すことで、病気のメカニズムや生命現象を調べたり、薬の効果や副作用を調べたりと、今後も様々なことに役立つであろうと期待されています」。

幹細胞研究に明け暮れたアメリカ生活

「学生時代はラグビー部に所属していました」。

そう話す林田康隆理事は、大学院入学で大きなターニングポイントを迎える。

それは大学院での恩師と始めた幹細胞の研究だ。

「大学院時代の恩師の指導のもと幹細胞とニッチ(微小環境)の研究にどっぷりと携わり、卒業後もその恩師の紹介でアメリカでの研究留学が決まり、渡米しました。

そこで出会った方々もとても魅力的で、特にボスは大学院時代の恩師と同様に活力に満ち溢れていてパワフルな方でしたね。
毎朝1時間のミーティングがあり、前日の研究結果や研究プラン、その進捗などを話し合う日々。

もちろん新たな発見や良い結果が毎日あるわけではなかったのですが、自分の研究課題や研究仮説などを考えていました。
仮説ばかり増えていってそれを未だに証明できてないものをありますが(汗)、それはすごく貴重な経験だったと感じています」。

「毎日、夜遅くまで研究室で研究を行い、帰宅してからも夜中まで翌日の発表資料を作成していました。基本に研究は自分との向き合い。なので、英語での会話はあまり上達しませんでした(笑)」。

研究

アメリカでは、眼を中心とした幹細胞の研究に没頭する日々だったという。
その後、日本に帰国してからは、医師としてのキャリアを再スタートさせた。

「やはり医師として臨床をしっかりとやりたくて、網膜硝子体疾患に対する手術症例が多い病院への配属させてもらい、素晴らしい先輩や後輩に支えられて充実した臨床医生活を送ることができました」。

過去の経験をアンチエイジング医療の分野で

そんな中、大学院時代の恩師が、かつて所属していた大学の教授に就任することになったため、林田康隆理事は大学へ戻ることになったのである。

「大学では、基礎研究での再生医療を臨床応用するための橋渡しを担うトランスレーショナルリサーチセンター(iPS細胞などの動物実験などで成果の出た研究をヒト臨床へ応用する、第1種再生医療にあたるヒト幹細胞研究を扱う部署)に所属。ここでもかなり貴重な経験をさせてもらいました」。

その後、関西を中心に活動していた林田康隆理事に、さらに大きな出会いが。

日比野 佐和子

日比野 佐和子理事

それは姉である日比野佐和子理事が専門としている「アンチエイジング医療」に携わることになったのだ。

「その当時は、奈良県にある検診施設の免疫細胞研究所所長や、そこに併設する病院の眼科医長として勤務していました。その後しばらくはその施設をお手伝いしていましたが、姉が院長を務めるクリニックのサポートとして、週末には東京へ行くことになったのです」。

少しずつ東京へ行く頻度が増えていったという。

現在では、長年携わってきた幹細胞研究の経験を活かし、姉である日比野佐和子理事とともにエイジングケアやエイジングコントロールなどの、いわゆるアンチエイジング医療の分野で活躍している。

患者との信頼関係を第一に考える

最近では、執筆活動をはじめ、テレビやドラマの監修など、メディアでも幅広く活躍する林田康隆理事。
眼科の領域においては、難治性白内障手術や網膜硝子体手術などに取り組んでいる。

また一方で、究極のアンチエイジングである再生医療の領域で、肌再生・脂肪幹細胞療法や免疫療法にも精通する、まさにスペシャリストなのだ。

老化

そんな林田康隆理事には、日々の診療を通して心がけていることがある。

「当然のことですが、医師や患者さん一人ひとりは、それぞれ人格を持っています。まず挨拶から入ってお互いの目を見ながらお話をする。それが大切です」。
「また、診療において実践しているのは、やはり患者さんとの信頼関係を築くことです。それを初診の時、あるいは数回来ていただく中で構築することができれば、極端に言うと、3分間の診療であっても患者さんは安心して受診することができます」。
「患者さんは身体的な不調や異常を訴えて病院に来られます。そのため、精神的な不安を抱えていることを、私たち医療関係者が理解していることは大前提です。
改めて偉そうに言うことではありませんが、患者さんが多い時ほど、そういう姿勢で診療を行うよう絶えず自分に言い聞かせています」。

どんな状況であっても、患者との信頼関係を第一に考える林田康隆理事にとって、仕事のやりがいや面白さは、結果に対して嬉しさを感じられること。
そして、そこに関わる人たちとその嬉しさを共有し、共に喜びを感じ合えることだという。

「それは医療に限ったことではなく、どんなことにでも共通することですよね」。

さらに、仕事での難しさについて、こう続けた。

「同じ疾患であっても、毎回同じ対策では上手くいきません。その理由としては、複数の疾患を合併していると、かなり複雑になってしまうケースがあるからです。また、予防医療や美容系の医療だと、患者さん個々に価値観も違いますし、求めることも違います。それらを察知し、患者さんが満足できる医療をご提供することは、とても難しいことだと感じています」。

再生医療をリードできる存在として

誰もが願う「健康長寿」。

「それに向けて、可能であれば、ある程度若いうちからその意識付けをすることが大切です。健康的な生活を習慣化することができれば、ストレスなく生活を送ることができると思っています」。

たとえば、極端なダイエットでは、身体的にも精神的にもかなり負荷がかかる。そのため、日々のちょっとした心がけを意識することは、長い目でみるとストレスフリーな日々を過ごすことにつながるのだ。

ダイエット

「予防医学において研究が進み、新たな医学的知見が得られた結果、それらを導入することはもちろん必要です。また、早期発見に対する検査精度や簡便さの進歩も期待しています」。

私たちを取り巻く環境は急激に変化する現代。
基本的な生活スタイルとして、毎朝太陽の光を浴び、その日の終わりに夕日を眺め、その日の出来事に感謝するような習慣を取り入れることは大切である。

林田康隆理事は、日々の生活でそう感じているという。

「忙しい現代社会の中、ちょっとしたスキマ時間や息抜きの時間に太陽の光を浴び、自然を感じて生きる。いや、地球に生かされているというのを実感する。それが大切な時代になっているような気がします。少々大袈裟ですが、本気でそんなことを思っています(汗)」。

そういうことの啓蒙的な活動もしていきたいと、今後の目標について話した。

「あとは、再生医療でどこまで治療が可能なのかを、もっと自分自身でリードしていければと考えています。そして、グランプロクリニック銀座を通して、皆様の人生を豊かにするためのお手伝いができることを、とても嬉しく思っています。あらゆるニーズにお応えできるよう努めていきますので、どうぞよろしくお願いいたします」。

と、優しい笑顔を浮かべながらも、凛々と語ってくれた。

著書

林田康隆 著書
◆1日1分見るだけで目がよくなる28のすごい写真」 アスコム
◆貼るだけで目がよくなるすごい写真」 アスコム
◆眼科ケア2011年4月号”たとえイラスト”でわかる!眼科手術の原理【最終回】角膜上皮細胞シート移植」 メディカ出版
◆眼科医は市販の目薬をささない」廣済堂出版
◆40歳から目がよくなる習慣」青春出版社

監修

◆あなたのことはそれほど」 TBS 2017年 (テレビドラマ医療監修)
◆中居正広のミになる図書館」 2016年 テレビ朝日
◆なないろ日和!」 2016年 テレビ東京
◆中居正広のミになる図書館」 2015年 テレビ朝日
◆からだにいいもの大賞」2018年 anan
◆”生き生き目元”をずっとキープするためのグラン世代の早期老眼対策」 2018年 美的GRAND
◆肩こり・首こり・腰痛・もやもや・頭痛、体&心 女性の不調解消BOOK」2018年 日経ヘルス
◆ねこ眼トレ」2018年 saita
◆よくなるセルフ眼トレ」2017年 からだにいいこと
◆目を癒す」2017年 美ST
◆見るだけでOKってホント⁈噂の目がよくなる写真って知ってる?」2017年 Zookies
◆1日10回で老眼がみるみる改善!」 2016年 女性セブン
◆ちょい足し習慣④:『眼トレ』」 2016年 日経ヘルス
◆一番大事な『目の話』」 2016年 双葉社 快活60
◆目のトラブルを、こじらせていませんか?」 2016年 美的7月号
◆スマホ老眼を噂の『眼トレ』で治せ‼︎」 2016年 週刊プレーボーイ
◆毎日3分スマホ老眼防止」 2016年 女性自身
◆老眼スローダウン大作戦」 2015年 週刊女性
◆老眼鏡よ、さらば!」 2015年 美ST12月号
◆1日1食派 vs 1日5食派 長生きするのはどっちだ」2014年 週刊現代
林田康隆 監修
◆1日1分、2週間日比野&林田式眼トレ」KKベストセラーズ (監修)
◆スッキリ!ぐっすり眠れる!眼科医が考えた!温冷アイマスク」宝島社(監修)
◆目がよくなる眼トレなぞり書き帳」マイナビ(監修)
◆日めくりまいにち、眼トレ 1 および 2」扶桑社(監修)
◆日めくり写真で眼トレ」扶桑社(監修)
◆老眼を自分で治す!眼球トレーニング」 宝島社(監修)
◆目がよくなる魔法のぬり絵 1 および 2」扶桑社(作画・監修)
◆目がよくなると10歳若返る」ゴマブックス(監修)
◆ぐんぐん目がよくなるあそブック」東京書店(監修)
◆見るだけで目がよくなるどうぶつの赤ちゃん写真」宝島社(監修)
◆Dr.クロワッサン 30日の眼トレブック」マガジンハウス(監修)

他多数

出典